西尾市にある歯医者【小沢歯科クリニック】です。
清潔感のある口元は、第一印象や自信の持ち方に大きく関わる要素のひとつです。
とくに20〜30代の美意識の高い方の間で、歯のホワイトニングは人気の審美ケアとなっています。
しかしながら、「本当に白くなるの?」「痛みはある?」「後悔しない?」などの不安を抱えている方も少なくありません。
この記事では、ホワイトニングの基礎知識からメリット・デメリット、治療に向かない人の特徴、後悔しないためのポイントまで、はじめての方にもわかりやすくご紹介します。
ホワイトニングとは?
ホワイトニングの特徴
ホワイトニングとは、歯の表面に専用の薬剤を塗布し、着色の元となる物質を分解することで、歯を白く見せる施術のことです。
虫歯治療のように歯を削る必要がなく、短期間で見た目の改善ができることから、審美目的で広く活用されています。
施術方法は大きく分けて3つあります。
歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、自宅でマウスピースと薬剤を使って行う「ホームホワイトニング」、そしてその両方を併用する「デュアルホワイトニング」があります。それぞれの方法に特徴があり、目的やライフスタイルに応じて選ぶことが可能です。
ホワイトニングの役割
単に見た目を美しくするだけでなく、ホワイトニングを行うことで口元に対する意識が高まり、セルフケアのモチベーション向上にもつながります。
歯の白さは清潔感や健康的な印象を与えるため、ビジネスシーンや人との交流が多い方にとっては、大きなメリットとなります。
ホワイトニングのデメリットとは?
歯を白くする効果があるホワイトニングですが、すべての人にとって適切な治療とは言い切れません。施術を受ける前に、デメリットやリスクもきちんと理解しておく必要があります。
完全に歯を白くすることはできない
ホワイトニングには限界があり、元々の歯の色味やエナメル質の状態によって、白くなりやすい人とそうでない人がいます。
「芸能人のような真っ白な歯にしたい」といった理想を持つ方も多いですが、ホワイトニングでは歯の自然なトーンアップのための施術になっています。
そのため、あくまで“本来の歯の白さ”を引き出す施術であることを理解しておく必要があります。
持続効果が短い
ホワイトニングの効果は永続的ではありません。施術直後は白さが際立ちますが、半年ほどで徐々に色戻りが生じます。
とくに、コーヒーやワインなど着色の強い飲食物を日常的に摂る方は、持続期間が短くなる傾向にあります。歯の白さをキープするには、半年~1年に一度のメンテナンスが推奨されます。
自由診療の扱いになり経済的負担が増える
ホワイトニングは保険の効かない自由診療です。1回あたり1万円〜3万円程度が相場ですが、医院やプランによっては5万円以上になることもあります。
また、希望する白さにするには複数回の施術が必要な場合もあり、結果的に想定より高額になるケースも少なくありません。
歯茎に痛みが生じることもある
ホワイトニング剤が歯肉に触れると、軽度の炎症やヒリヒリ感を起こすことがあります。通常は施術中に歯茎を保護する処置を行いますが、歯茎が敏感な方や炎症がある場合は痛みを感じやすくなります。異常を感じた場合はすぐに歯科医に相談しましょう。
知覚過敏が起きることもある
ホワイトニング後、一時的に冷たいものがしみる「知覚過敏」の症状が出ることがあります。これは薬剤が歯の内部に浸透し、神経に近い部分に刺激を与えるためです。
多くは1〜3日でおさまりますが、もともと知覚過敏のある方は、施術前に対策を講じる必要があります。
ホワイトニングに向かない方の特徴
ホワイトニングは基本的に安全な施術ですが、体質や健康状態によっては推奨されない場合があります。
妊娠中・授乳中の女性
薬剤の影響が赤ちゃんに及ぶリスクは小さいとされていますが、妊娠中や授乳中はホルモンバランスが不安定で体調を崩しやすい時期です。念のため、これらの期間はホワイトニングを避けるのが一般的な対応です。
無カタラーゼ症の方
ホワイトニングに使われる過酸化水素は、カタラーゼという酵素で分解されます。
無カタラーゼ症の方はこの酵素を持たないため、薬剤が体内に残ってしまい、悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、施術は厳禁とされています。
呼吸器疾患がある方
施術時に使用される薬剤のにおいや施術体勢などが呼吸器に負担をかける場合があります。喘息や慢性肺疾患などをお持ちの方は、必ず事前に医師へ相談しましょう。
18歳未満のお子さま
成長期にあるお子さまの歯はまだ未成熟で、外部からの刺激に弱いため、ホワイトニングによるダメージを避けるためにも、18歳未満は施術を控えることが推奨されています。
ホワイトニングのメリットとは?
ここまでデメリットについてお伝えしてきましたが、もちろんホワイトニングには多くのメリットもあります。だからこそ、多くの方に選ばれているのです。
歯を削らずに治療を進めることができる
ホワイトニングは歯を削らずに施術が可能なため、歯に優しい治療といえます。審美目的で歯を白くしたいけれど、セラミックなど人工物を入れることには抵抗があるという方にも適しています。
自費費用であるが比較的安価の場合が多い
自費診療の中では比較的手が届きやすい価格帯にあるのがホワイトニングです。審美補綴や矯正などと比べても経済的な負担は軽く、必要に応じて都度施術できるという点も魅力です。
歯の白さを取り戻すことができる
加齢や生活習慣によって黄ばみが出てきた歯でも、ホワイトニングによって元の明るさに近づけることが可能です。口元が明るくなることで、表情にも自信が持てるようになるでしょう。
後悔せずにホワイトニングを上手に進めるポイント
ホワイトニングで後悔しないためには、施術内容だけでなく、計画的な進め方や医院選びも大切です。
自分に合ったホワイトニングの種類を選ぶ
「早く白くしたい」「なるべく通院せずに済ませたい」など、ご自身の希望によって適した施術方法は異なります。カウンセリング時に目的やライフスタイルをしっかり伝えることで、最適なプランを提案してもらえます。
ホワイトニングの費用と回数を把握したうえで治療を受ける
1回で理想の白さを得られるとは限りません。どのくらいの回数が必要なのか、トータルの費用はどの程度になるのか、事前に明確にしておくことが重要です。
施術の前に歯の状態を歯科医院に慎重に確認してもらう
虫歯や歯周病がある状態で施術をすると、痛みや悪化を招くリスクがあります。ホワイトニングを検討する際には、まず口腔内の健康状態を確認し、必要な治療を済ませてから進めましょう。
まとめ
ホワイトニングは「歯を削らずに自然な白さを取り戻せる」魅力的な方法です。
ただし、期待する効果や注意点を事前に把握し、自分に合った方法を選ぶことが、後悔しない施術につながります
メリットだけでなく、デメリットにも目を向けることで、納得のいく選択ができるようになると思います。
ホワイトニングの相談・定期健診なら小沢歯科クリニックへ
「自分にホワイトニングが合うのか不安」「まずは話を聞いてみたい」という方は、ぜひ小沢歯科クリニックへご相談ください。
当院では、カウンセリングから施術まで、すべてのステップを丁寧にサポートしております。
まずはお電話より、お気軽にご相談ください。