乳歯はいつ抜ける?
乳歯の生え変わり時期は、一般的に6歳ごろが目安です。しかし、この時期はあくまで目安であり、実際の抜けるタイミングには個人差があります。早い子では5歳ごろに抜け始めることもあり、遅い子では7歳を過ぎてから抜けることもあります。乳歯が抜ける時期は、遺伝や成長の速度、歯の生え方に影響されるため、あまり焦る必要はありません。もし乳歯が抜ける時期が遅くても、他の発育に問題がなければ心配することはありません。お子さまの乳歯が抜ける時期が遅い場合でも、様子を見て問題ないことが多いです。しかし、もし気になる場合や、乳歯が抜けないことが続く場合は、当院までご相談ください。
乳歯が抜ける年齢や順番は?
乳歯が抜けるタイミングと順番は、子どもの成長に合わせて進んでいきます。一般的に、乳歯は6歳ごろから抜け始め、12歳ごろまでにすべてが永久歯に生え変わります。ただし、この時期や順番には個人差があり、早い子もいれば遅い子もいます。
乳歯が抜ける順番は、通常以下のような流れになりますが、個々の子どもによって若干の前後があります。
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歯が抜ける時期 |
上顎/下顎 |
名称(歯の位置) |
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7〜8歳ごろ |
上顎 |
乳中切歯(1番目) |
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8〜9歳ごろ |
上顎 |
乳側切歯(2番目) |
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9〜11歳ごろ |
上顎 |
第一乳臼歯(4番目) |
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9〜12歳ごろ |
上顎 |
第二乳臼歯(5番目) |
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11〜12歳ごろ |
上顎 |
乳犬歯(3番目) |
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6〜7歳ごろ |
下顎 |
乳中切歯(1番目) |
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7〜8歳ごろ |
下顎 |
乳側切歯(2番目) |
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9〜11歳ごろ |
下顎 |
乳犬歯(3番目) |
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10〜12歳ごろ |
下顎 |
第一乳臼歯(4番目) |
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11〜13歳ごろ |
下顎 |
第二乳臼歯(5番目) |
乳歯が抜けるタイミングは個人差が大きい
乳歯が抜ける時期やタイミングは、実は個人差が大きいです。例えば、6歳ごろから抜け始めるのが一般的な目安ですが、5歳で抜ける子どももいれば、7歳を過ぎてから抜けることもあります。このように、発育の速度や遺伝的な要素が影響しており、あまり心配しすぎる必要はありません。
また、乳歯が抜けるタイミングは永久歯の成長と関係があり、永久歯が生えてくるスペースを作るために乳歯が抜けるのです。そのため、乳歯が抜ける時期が遅くても、他の発育が順調であれば問題はないとされています。
歯の生え変わる時期の注意点
毎日の歯磨きを丁寧に行う
歯の生え変わり時期は、乳歯と永久歯が交互に生えてくるため、歯の健康が特に大切な時期です。毎日の歯磨きは、歯だけでなく歯茎も丁寧に磨くことが重要です。歯ブラシを使ってしっかり汚れを落とし、歯と歯茎の健康を守りましょう。
虫歯を防ぐための予防処置を受ける
乳歯が抜けた後、永久歯が生えるまでの間に虫歯が進行しやすい時期でもあります。定期的に歯科医院でフッ素塗布やシーラントなどの予防処置を受けることが、虫歯予防に効果的です。これらの処置で、歯の強度を高め、虫歯のリスクを減らしましょう。
乳歯を無理に抜かない
乳歯が抜けるタイミングは個人差があり、遅くなることもあります。無理に乳歯を抜こうとすると、歯茎を傷つけたり、歯の成長に影響を与えることがあります。乳歯は自然に抜けるのを待ち、必要であれば歯科医師に相談して進行状況を確認しましょう。
指しゃぶりや口呼吸など、口まわりの癖を改善する
指しゃぶりや口呼吸などの癖が続くと、歯並びや口腔内の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの癖は、乳歯が抜ける前後に出やすいため、早期に改善することが重要です。矯正治療が必要な場合もあるため、早めに歯科医師に相談しましょう。
痛みや腫れなど異変があれば、早めに歯科医院を受診する
生え変わり時期に痛みや腫れが生じることはありますが、異常な症状や長引く痛みがある場合は、早めに歯科医院で診察を受けましょう。痛みや腫れが続く場合、感染症や歯の発育に問題がある可能性があるため、早期の対応が大切です。
お子さまの歯について気になることがあれば、小沢歯科クリニックへ
乳歯が抜ける時期や順番には個人差があり、必ずしも一般的な目安どおりに進むとは限りません。そのため、「遅いのでは?」「順番が違う気がする」と不安に感じることもあるでしょう。
小沢歯科クリニックでは、お子さま一人ひとりの成長や発育段階を大切にしながら、歯の生え変わりを丁寧に確認しています。永久歯がなかなか生えてこない、痛みや違和感があるなど気になることがあれば、無理に様子を見続けず、お気軽にご相談ください。お子さまの気持ちに寄り添ったやさしい診療で、保護者の方の不安にも丁寧にお応えします。





